子宮頸がんワクチンとは
子宮頸がんは主に性的接触によって起こる、比較的若い女性が発症する割合が高いがんです。
女性の多くが一生に一度は感染すると言われておりますが、ほとんどが自己免疫力などで回復します。
しかし0.1%程度の割合で癌化するといわれており、この感染を防ぐのが子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)です。
防ぐことができるHPVの種類によって、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の三種類があります。
対象者
対象年齢 小学6年生~高校1年生相当年齢の女子
- 平成20年4月2日生~平成25年4月1日生
- 平成9年4月2日生~平成20年4月1日生(キャッチアップ)
キャッチアップ接種の場合、公費対象は令和7年3月まで
キャッチアップ接種公費助成期間について
キャッチアップ接種は2025年3月末で終了となります。1回目未接種の方は2024年9月までの接種をお願いいたします。尚、2025年4月以降は自費接種となります。
接種回数とスケジュール
HPVワクチンの接種は、原則、同じ種類のワクチンで実施します。
サーバリックス、ガーダシルは取り寄せとなります。接種希望日の一週間前までに予約をお願いいたします。
サーバリックス
1回目の接種から1ヵ月以上経過後に2回目を、1回目の接種から6ヵ月以上経過後に3回目を接種します。
ガーダシル
1回目の接種を終えた日から2ヵ月の間隔を空けて2回目を、1回目の接種から半年の間隔を空けて3回目を接種します。
シルガード9
1回目の接種を15歳までに受ける場合、1回目の接種から6ヵ月以上経過後に2回目の接種をします。他のワクチンと異なり、合計2回の接種となります。
1回目の接種を15歳になってから受ける場合、1回目の接種を終えた日から2ヵ月の間隔を空けて2回目を、1回目の接種から半年の間隔を空けて3回目を接種します。
HPVワクチンの相互乗り入れ事業参入について
当院は定期予防接種乗入参画クリニックです。習志野市以外にお住いの方でも接種可能です。「予防接種番号」を確認の上、お住まいの市で指定されている予診票、母子手帳、健康保険証のご持参をお願いいたします。
また、未成年の方が接種される場合は、接種後の体調変化に備え、親権者の同伴をお願いしております。